【売れるデザイン、魅せるデジタル Vol.5】パンとのペアリングを楽しむ、新しいベーカリーブランド「キムラスタンド」できました。

 

今までエードットグループが関わってきた広告やPRなどについての情報を、写真やグラフィックを添えながら、分かりやすく皆様にご紹介していく企画 「売れるデザイン、魅せるデジタル」。

第5回目は、木村屋總本店さま「キムラスタンド」をご紹介いたします。「キムラスタンド」は、「パンとのペアリングを楽しむベーカリー」をコンセプトに、今年の6月にオープンした新しいベーカリーブランドです。

私たちエードットは、この「キムラスタンド」のブランディングやデザイン、店舗設計などに携わらせていただきました。ブランド名の開発、ブランドの立ち位置、パンの包装資材や、スタッフのユニフォームのデザインといった部分、さらに店舗デザインなどを担当させていただきました。店舗デザインについては最も関係会社が多く、クライアントだけでなく、設計会社様ともお打合せを重ね、店舗図面をもとに店舗デザインのパース(イメージ)を起こし、出店先(商業施設)に提案するといった流れです。

 

公式HPの様子

 

◾️店舗概要

巣鴨駅店(2020年6月1日OPEN)
住所  :東京都豊島区巣鴨1-16-1 JR巣鴨駅改札外
電話番号:03-5961-6028
定休日 :無休
営業時間:8:00~21:00
最寄駅 :JR「巣鴨」

エキュート日暮里店(2020年7月15日OPEN)
住所  :東京都荒川区西日暮里2-19 JR日暮里駅構内
電話番号:03-3805-6677
定休日 :不定休
営業時間:7:00~22:00 土日祝~20:30
最寄駅 :JR「日暮里」

◾️公式HP
https://www.kimuraya-sohonten.co.jp/cms/kimura-brands/stand/index.html

 

キムラスタンド 日暮里店の様子

 

さて、今回のエードットジャーナルでは「キムラスタンド」でプロジェクトマネージャーを務めた水上瞳と、デザイナーの齊藤和義の2人にインタビューを行いました。「キムラスタンド」がどのような想いで、どのようにして生まれたのか、その背景について語っております。ぜひ最後までご覧ください。

 

-「キムラスタンド」はどのようなコンセプトで作られたお店でしょうか?

水上:「パンとのペアリングを楽しむベーカリー」というコンセプトのもと、老若男女を問わず、地元の方々に広く親しみを持ってもらえるような、どこか懐かしい雰囲気を感じさせるお店を意識しました。木村屋總本店さまにとって初となる、店内厨房で作った出来立てのオリジナルサンドイッチを提供するというのが、今回のお店作りにおいて最も大きな特徴でした。

 

-「キムラスタンド」をつくるに至った経緯を教えてください。

水上:あんぱんの老舗である木村屋總本店さまの、「これまでの木村屋のイメージを一新するような新しい、若い人にも親しまれるようなベーカリーブランドを作りたい」という思いから、新店舗のブランディングをご依頼いただいたことがきっかけです。JRの駅構内に2店舗出店されるということで、私たちはそのお店のブランディングおよび店舗デザインを担当いたしました。

 

キムラスタンド 巣鴨駅店の様子

 

-ブランディングを行う上で、込められた想いやメッセージなどはありますか?

水上:巣鴨という土地柄もあり、老若男女に親しまれる、どこか地元のなつかしさを感じさせるデザインにしたいという思いから、レトロモダンな世界観の店舗をつくりました。

齊藤:ネーミングから色々考えて作っていったのですが、「キムラミルク」が先にあったので、「キムラミルク」との差別化がポイントでした。木村屋總本店の皆様とのお話の中で、新ブランドは、新開発のサンドイッチはもちろん、あんパンもあるし食パンや菓子パンもあるお店にしたい、将来的には、地域の商店街のコロッケを使った商品を出したり、コラボレーションが生まれるようなブランドにしていきたいという想いから、地域のいろんな方に親しまれやすく、かつ分かりやすいネーミングとして「キムラスタンド」と名付けたのですが、デザインに関しては、「商店街でよく行っていたあのお店」のようなレトロモダンで既視感のあるようなデザインにしています。今回は店舗デザインもレトロでシックで可愛らしいお店になりましたので、ぜひお店に行っていただきたいです。webサイトではイラストも描かせていただいてますのでそちらもご覧いただければと思います。

 

-今回のお仕事を通して感じたことは?

水上:出店先のレギュレーションにも合わせる必要があるため、デザイン上の制約がある中、ブランドの世界観を最も表現できる方法を探り、調整していくのが難しいなと感じました。

齊藤:やはりデザインは難しいなという事を痛感しました。限られた時間と予算の中で、お店のタイルや木の材質、ユニフォームの素材やディティールのデザイン、それにロゴを落とし込む作業…。楽しいのは大前提ですが、その場その場で決めることもあったりして、判断するのが怖くもありました。水上さん桒山さんとあーだこーだ言いながら決めていきましたが、最終的には予想以上に素敵なお店になったのでよかったです。ロゴデザインも行ったり来たり、微調整したりと苦戦しました。

 

-今回の経験を活かして、今後やってみたいことなどはありますか?

水上:PCや紙の上だけでデザインしていたものが、実際にリアルなお店として誕生するまでを見届けられるのは、とても感動的な経験です。今後もこれまでに経験していない出店エリアや消費者層に向けて、ブランディングを担当させていただければ嬉しいと思っています。

齊藤:こういった1から一緒に作らせていただくお店作りはまたやりたいです。

 

<制作者クレジット>

Project Manager:水上瞳
Designer :齊藤和義
設計監修:桒山卓也

 

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